戸田市市議会議員さいとう直子の市政リポート 都市計画道路新曽川口線について 環境空間の整備について 障害児等に対する保健事業についてなど

戸田市議会議員さいとう直子の市政リポート9号

さいとう直子に直接届く 直メール: naoko@naoko-sai.to 教えてください!もっと私にできること

戸田市にお住いのみなさま、こんにちは。
このページは、定例議会開催前に、さいとう直子を応援くださる方にお渡ししている市政リポート(一部省略)です。議員としての活動報告を 中心とした内容となっています。どうぞ、ご笑覧ください。

なお、実際にお配りしている市政報告をPDFにしたものを用意しました。
右のイメージをクリックいただくと、新しいウィンドウで表示し、印刷できます。
(PDF書類をご覧いただくには、フリーソフトAdobe Acrobat Readerが必要です)
さいとう直子戸田市政リポート No9
最新号のPDF


(平成15年7月発行第9号・主な内容)

都市計画道路新曽川口線について

 都市計画道路新曽川口線(通称オリンピック道路)について一般質問しました。

環境空間の整備について

 戸田市がJR東日本と連携しながら行っている環境空間の整備について一般質問しました。

障害児等に対する保健事業について

 障害児等に対する保健事業について一般質問しました。

報告第9弾! 議員としての体験報告です。

 市議になって様々な現場へ出かけていき、人と出会い色々な経験をさせていただいています。少しでも私を通して議員の活動を知っていただければと報告していますが、皆さんからも貴重な意見を頂戴し、ますます情報公開が必要だと確信しています。これからも議員としての活動を報告して参ります。




都市計画道路新曽川口線について

 埼京線が開通してから戸田市の世帯数が年々増加する中で、さまざまな形の質の良い住み方を望む市民が増え、住環境に対する意識が高くなっています。そして、身近なまちづくりについても、住民自らが主体的に参画しようとする動きが広がってきています。

 一方、国全体の流れも、急速な都市化の時代を経て、安定・成熟した都市型社会の時代を迎えつつあり、地域の特性に応じた個性豊かな都市の整備に、身近な行政と地域住民とが一体になって本格的に取り組む環境になってきたようです。

 都市計画も、こうした観点から全般的な見直しが始まりました。行政と住民とが一緒になって、新たな時代に対応した柔軟で実効性のある分かりやすい計画として、再構成されはじめています。具体的には、目指すべき都市像を「まちづくりのルール」として明確化し、規制緩和に合理性があれば柔軟に、都市計画上の規制内容を見直すことが必要になってきています。

 市内の都市計画道路の中には、計画決定後20年たっても整備が進まない路線、県道のバイバス「新曽川口線(通称オリンピック道路)」があります。埼京線が開通する前の昭和58年に現況の県道から離れた位置に変更されたものの、今だ、整備の見通しがつかず、長期間にわたって規制のかけられた状態が続き、今後どうなるのか住民の方は不安を感じていらっしゃいます。

 都市計画道路は将来の街づくりの根幹的施設として早期事業化が必要ですが、市の方針も市民も福祉政策の充実を切望している現在、県や市の財政状況の見通しも立たず、道路建設は緊急性のある必要最小限度に留めている状態です。昨年の6月、市の担当課と申し合わせて懇談会を開き、住民の方々の将来の生活設計が立ちにくい等の率直な思いや悩みを聞いていただきました。その時から半年以上がたったので、この道路は、県道のバイパスとして県に整備をお願いしているとのことですが現在の状況はどうで、今後、都市計画の廃止や変更の見通しはないのか質問しました。

 都市計画部長から現実的には整備の見通しはついていないとの回答がありました。その理由として、現状の交通量は一日約13,000台程度あり、平成32年の将来交通量を推定すると約16,500台の交通量が見込まれる結果となり、一日概ね10,000台を超えるような計画交通量の場合には、片側2車線の4車線が必要で、駅前広場との関係からも、計画の見直しも廃止もできないとのことでした。

 明確な数字で示されたものの、整備の見通しも立たず、変更もできないのであれば、住民にとって今までの現状を再確認しただけに過ぎません。しかも、その道路には、将来の事業を円滑に行うため都市計画法の規制がかかっていて、木造か鉄筋等の二階建て以下の建物でないと許可されない内容になっています。20年以上ここに住んでいて建替え時期に来ていることもあり、住民の強い要望の三階建住宅を許可出来ないか訪ねたところ、建築物に関しては市に権限があるとのことで、三階建住宅の許可を平成15年度に実施するようにするとのことでしたが、答弁通り実際に6月1日から許可となりました。その他にも都市計画道路で見通しが立たっていない路線や、県立戸田公園地区(同じく6月1日三階建て許可)についても、住民の意見を聞きながら県に対し粘り強く要望するようお願いしました。


環境空間の整備について

 JR埼京線に沿って、枕木と鉄線で囲まれた荒れ地状態の空間(環境空間)については、市長をはじめとする関係者の粘り強い努力により、平成11年に県および3市とJR東日本との間で「環境空間の取り扱いに関する確認書」が取り交わされ、有効活用が進められることになりました。戸田市では、平成12年3月に環境空間整備計画「戸田華(はな)かいどう21」を策定し、平成13年3月には五差路付近の環境空間にかじや緑地が誕生しました。


 そこで、戸田公園駅周辺で進められている緑地整備の現在の状況と今後の見通しについて質問したところ、戸田公園駅と戸田駅間の環境空間を結ぶ整備を行う一方、戸田公園駅南側は「心の中山道」を基本コンセプトにしていることから、今年の中山道400周年に絡め、戸田南小学校児童の展示施設や案内版、サイン、句碑 ボートコースにちなんだモニュメント等、様々な事業を予定しているとの回答がありました。

 今後ますます整備が進められ、緑でいっぱいになるのはうれしいことですが、整備された緑地や緑道をいかに維持していくかが心配になります。既に整備されたかじや緑地については、鍛冶屋町会の皆さんが維持管理して下さっていますし、戸田駅近くの花壇は市の職員がチームを作って見て下さっています。そこで、今後整備が進んでいく環境空間の緑地、緑道の維持管理についてどのように考えているのか質問したところ、住民ボランティアに託したいと考えているとの回答を得ました。維持管理だけでなく、緑道の飾り付け等にも地域の人々のアイディアを集めていくなど、この環境空間の緑地緑道が地域のコミュニケーションの場となり交流の輪が広がっていくと完成もますます楽しみになります。市に対しては、そのための後押しをお願いしました。


障害児等に関する保健事業について

 乳幼児期からの適切な治療・訓練は障害のあるお子さんの発達に効果があり、その点、戸田市の乳幼児健診は様々な障害に対して早期発見・早期対応を行うように準備されていますが、重い障害をもつ乳幼児を育てる親御さんの場合、障害の診断を医療関係者から受けた後に、子どもの発達段階にあわせた保健サービスと発達の遅れをサポートする福祉サービスを受けようとすると、関係する窓口ごとに子どもの状況について同じ説明を求められる場合や、各々の窓口ではそこが専門とするサービスの説明は聞けても他の窓口にまたがるサービスについては一括した説明を受けにくい場合があり、じれったさを感じる方もおられるようにも見受けられます。

 そこで、保健部門が関わる障害が重く外出もままならないお子さんの事例数がどの程度あるのか、発達の遅れあるいは重い障害を持つお子さんに対し提供されている保健サービスと、一連の流れのどこに親御さんがじれったさを感じさせる要因が潜んでいると分析しその解決に向けてどのような対策を検討しているのか、などについて質問しました。

 毎年数例ある事例のほとんどを主治医が定期的に状況把握しているので、乳幼児健診というよりも相談事業の充実に留意していること、さらに、訪問リハビリテーションを訪問看護に平行する方式で平成12年度より実施しているとの回答を得ました。また、じれったさを感じさせる要因については、責任ある情報収集・情報提供を行う上で現況の方法はやむを得ない場合があるとしながらも、障害が重いために外出もままならない状況で少しでもわが子を回復させてやりたいと切望している親御さんの立場に立って是正されることが必要だと思うとの認識が示されました。

 その上で、そのような配慮を行っている具体的な試みの一つとして、診療室小児科医師・理学療法士・作業療法士・保健師・発達相談員・児童福祉ケースワーカー・障害福祉ケースワーカー・訪問看護担当看護師等から構成され、支援体制の連携を相互に図りながら障害のある児童への具体的な支援の手だてやサービス提供方法の改善など今後のよりよい方策を研究していく「在宅療養児童支援連携協議会」が紹介されましたので、この協議会で何を協議しその後どう対応するのか、また、障害のある児童に対する保健サービスの全体像と成長段階にあわせた保健サービスをどのように提供しているのかについて、質問しました。

 まず、協議会については、現行サービスを見直しながら保健・福祉・医療の各方面から総合的に支援するサービスを行うための課題を障害のある各児童ごとに共有し各部署でチーム対応することで、スムーズな窓口対応と親御さんにとって保健と福祉の一体的な利用ができるようになるとの回答がありました。次に、保健サービスについては、全体像を把握した上で個別の対応を知りたいという親御さんの心情は当然のことと理解しながらも、サービスを説明することで、我が子の状態を「障害」として認め難い心情の親御さんに児童の障害が固定することを示唆する可能性があるので、説明には慎重を期したいとの回答でした。

 在宅療養児童支援連携協議会について保健・福祉・医療が情報を共有しチームケアを提供していくことを目的にしていると理解したので、これについてはぜひ実現するよう重ねて要望しました。


議員としての体験を報告して参ります

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教えてください、もっと私にできること。

笑顔の家族みなさまにとって戸田市は住みやすい街でしょうか?
どうすればもっとよい街になると思いますか?

まだまだ未熟な私ですが、
どうかみなさまのお考えをお聞かせください。
戸田市政のリポーターとして、
また、みなさんが住みやすい戸田市にする架け橋として、
さいとう直子はがんばりたいと思います。


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